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法学部とのかけ橋BRIDGE TO THE FACULITY OF LAW
法学部とのかけ橋
法学部長・法学研究科長からのごあいさつ
2020年00月00日
2022年4月 就任のご挨拶 法学部長・法学研究科長2022年04月15日
就任のご挨拶
法学部長・法学研究科長 力久 昌幸
4月より、法学部長・法学研究科長を拝命しました、力久昌幸と申します。政法会の皆様には、日頃より多大なご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、この2年間は新型コロナウイルスの感染拡大により、法学部・法学研究科は大きな影響を受けることになりました。未知のウイルスに対する有効な対処策が定まっていなかった2020年度春学期は、感染の危険を避けるために対面授業は行わず、原則としてオンラインで授業を実施しました。その後、社会的距離を保つなど感染予防策を講じつつ、2020年度秋学期以降は、ゼミや大学院などの少人数科目では対面形式、大講義についても1・2年次科目などを中心に対面ネット併用形式で授業を行ってきました。そして、感染状況がある程度落ち着きを見せた2022年度春学期からは、教員に基礎疾患があるなどの場合を除き、原則として対面形式(対面ネット併用含む)で授業を実施することになりました。
このようにコロナ禍は授業のやり方について大きな影響を与えてきたわけですが、それ以外でも、学生の課外活動や就職活動についてオンラインの比重が高まるなど、この2年間で学生生活のあり方はかなりの変化を経験することになりました。こうした変化は、一方で学生にさまざまな不自由を強いることになったわけですが、他方でマイナスの側面ばかりだったわけではないと思います。たとえば、それまでそれほど多くはなかったパソコン持参の学生は、この2年間で急速に増加し、今では対面授業においてもパソコン使用が通常の光景になったと言っても過言ではありません。また、対面での活動が制限される中、学生たちはオンラインを通じて、学内だけでなく学外との交流を深める努力をしているようです。このように、コロナ禍の経験は、新しい学びの形や交流の形を生み出し、そこに今後に向けた発展の可能性を見いだすことができるように思います。
コロナ禍をきっかけに、大学教育はさらに新しいことを取り入れ、一層の向上を求められているようです。微力ながら、法学部・法学研究科のさらなる発展のために尽力する所存でございますので、皆様のより一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。