会員の窓MEMBERS NEWS

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卒業45周年記念同窓会に参加して(昭和54年・1979年卒業)2024年12月24日

晴天の11月10日、ホームカミングデーに開催された政法会主催の卒業年別記念同窓会から懇親会までの一連の行事に参加して、素晴らしい一日を満喫できました。

卒業後45年が経過しても、同志社は常に心にあり、メディアなどを通じて今日の同志社をよく知っているつもりでした。
が、校地に足を踏み入れると、違いました。
懐かしい建物に加えて、良心館など立派な建物ができ、従来の図書館が無くなって新図書館が建設準備中など、実際に目で見たとき、発展していく同志社を実感しました。

卒業年別記念同窓会には、濱真一郎教授から法学部の現状と課題についてお話いただきました。
お若い濱先生のご説明は、個々の学生に寄り添ってその将来を切り開き、有意な人材を世に送り出そうとの熱意に満ちたものでした。
正直なところ、現在の法学部が私たちのころと随分違っていることに驚きました。
しかし、同時に、「やはり私の卒業した法学部だなあ」とも思えるものでした。
私のゼミの山本浩三先生は、『学生は、皆、自分の宝だ』とおっしゃって、卒業生の結婚披露宴でスピーチができるように随分と先のスケジュールまで配慮されていました。
同志社には、いろいろなタイプの先生がおいでですが、新島襄先生の『人一人ハ大切ナリ』の精神が根底にあると再認識して嬉しい気持ちになりました。
更に嬉しいことは、その先生方の熱意と学生諸君の努力・研鑽の結果が、目に見えて現れていることでした。
大槻哲彦政法会会長から「2024年司法試験合格者数は41名に躍進した」と聞きました。
自分が卒業した法学部が発展し社会に貢献することは、誇らしく、微力ではあるが応援していこうとの思いです。

また、卒業年別記念同窓会と懇親会の間、面識のなかった同窓の方と、校内や相国寺境内を散策しながら、卒業後の歩いてきた道を親しくゆっくり語り合いました。
同じ時期に卒業した互いを知らない同志が、互いに知らない世界で頑張って、それを楽しく語り合った感謝の一日でした。

                                            (1979年卒)常井英男