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1974年卒 卒業50周年2024年12月24日

♬ 祇園の宵も今夜のみ
 永遠の杯に偸安す
 四年の学びなしおえて
 おお同志社を去りゆかば
 我人生は安らかれ ♬ 

と同志社大学逍遥歌に送られて卒業したのが、1974年(S49年)3月。
あれから50年、安らかに過ごしていたら、去る2月政法会から「卒業年別記念同窓会お世話役就任のお願い」が届いた。
「ナンで俺?」と政法会役員に訊くと、私が所属していたゼミの担当教官である佐藤義彦先生が、
義彦ゼミから上村と私(嶋田)を推薦されたとのこと。
恩師の推薦ならばグチャグチャ文句言うより素直に従い、いやいや・渋々やるのではなく、逆に前向きに楽しんでやることにした。

世話役会議のメンバーは、藤馬ゼミから福塚秀彰氏、宮井ゼミから小林完寿、林ゆかり、柿本文栄の3氏、
佐藤義彦ゼミからは上村龍三、志賀泰介、村井由美子と私の4名で、合計8名である。

■渋々世話役でなく前向き世話役へ、D50-70/70作戦を提唱
  同じやるなら楽しんでやる、取り組んだ爪あとを残す(政法会史上最多の参加記録をつくる)の基本スタンスを確認し合い、
・D50 Doshisha卒業50周年
・70/70 70年度生を70名集めるぞ  作戦を展開することとした。

五年前の卒業45周年同窓会の学年代表を担当した藤馬ゼミの福塚秀彰は、前回の世話役を核に動員を図り、
林ゆかりは、得意のアナログスキルを発揮して知人・友人にハガキを一筆したためて動員を図るなど、
世話役ひとり一人が自分の人脈を総動員して「D50-70/70作戦」を展開。
取組み状況は、世話役グループLINEで瞬時に共有され、また、この取組みと同時進行する形で大谷翔平が40/40を注目を集めながら達成。
次に前人未踏の50/50と歴史の扉を次々開いていった。
我々の70/70もその勢いに同調出来るか思ったが、現実は厳しかった。

■参加は21名、目標に届かなかったが、、、
40/40、 50/50の延長線上に我々の70/70は無く、1970年度生は21名、70/21だった。
最大の気付きは、行きたくても行けない同期が増えていること。
45周年同窓会で笑顔で会った彼が、今出川キャンパスまで足を運べない。
予想外に多い人数だった。
歳をとると言うことはこう言うことか、、、。

■生涯通算最多参加者数を目指し「74卒クラブ or クラブ49ers 」創設へ
当日(11/10)は、総合受付に林・柿本・村井の3名によるマドンナシフトを採用。
他の学年の受付を圧倒していた(はず、多分)。
プログラムは、1970年の入学当時と今を比較する「今昔物語」風に当時と今を振り返り、
福塚さん提供の卒業記念アルバムDVD版や小林さん提供の宮井ゼミ写真、
志賀・上村さん提供の義彦ゼミ写真で思い出話に花を咲かせながら、それぞれの近況を報告し合う。
来室された大槻政法会会長が、「卒業50周年で終わりではない。卒年クラブを作って営々と続けて行って欲しい」の言葉があり、
今回得た縁を大切に生涯通算最多参加者数を新たに目指し「卒年クラブ」創設を検討することになり、「終わり」は、新たな「始まり」となった。

最後になりましたが、政法会の事務局、担当役員のみなさん、お世話になりました。ありがとうございました。
                                     (学年代表世話人 嶋田郁三/佐藤義彦ゼミ)

【世話人から一言コメント】 … ABC順(当時の学籍番号順)
■福塚秀彰(藤馬ゼミ):前回から5年、以前参加された方々に連絡する。
やはり、それぞれにいろいろな事情がありそう。
参加したいが、というご返事。
今年度が最後かと思っている、との返事もありましたが、皆さんが賛成されると「卒年クラブ」をつくることが出来、卒年別記念同窓会でないが、いろいろ政法会として支援していただけるとか。ぜひやろうとの声掛けで続きそうです。
「卒年クラブ」、いいことですね。賛成です。
年次代表さん、よろしくお願いします。

■林ゆかり(宮井ゼミ):前回、葉書を見たと出席して下さった方がありましたので密かに期待していましたが、70/70につながらず残念な結果に。(T_T)   
アナログスキルでしたためたハガキ作戦、時代にそぐわなかったのかしら (^_^;)

■上村龍三(佐藤義彦ゼミ):卒業の頃、確か市電が走ってました。
また、今は解体された図書館が、当時工事中で出来上がってすごい設備に感動したものでした。
今でも気持ちは20歳前半ですが、50年という月日が経ったんですね。早いもんですね。

■柿本文栄(宮井ゼミ):私がはじめて記念同窓会世話役をさせていただいた頃は、郵便での連絡が主流でしたが今ではパソコンやスマホ。
世話役もLINEでやり取り。時代の流れを感じます。
御役をさせていただく事でいろいろ思考し学ばせていただきました。御礼申し上げます。

■小林完寿(宮井ゼミ):友人が病をおして、広島よりこの卒業記念同窓会の為に出席していただき、とんぼ返りで帰っていきました。
同志社愛が強いですね。

■村井由美子(佐藤義彦ゼミ):皆さまお疲れ様でした。
私は東京在住の為、当日受付のみの世話役でしたが、会議の模様はグループLINEで共有出来ました。
一体感ある取り組みで世話役の皆さまに先ず感謝。
卒業50年の記念行事、大変良い思い出になりました。Thx !

■志賀泰介(佐藤義彦ゼミ):お疲れさん、今後とも宜しくお願いします。