滋賀支部 お知らせとご報告BRANCH REPORT

沿革・設立

お知らせとご報告

〈滋賀支部〉令和5年度 定時総会開催の報告

コロナ禍がまだ完全に治まっていない中、感染に留意しつつ、滋賀支部の定時総会、記念講演会、懇親会パーティーが盛況の元に開催されました。概要につきましては以下の通りご報告いたします。
開催日時  令和5年7月8日(土) 11時~15
開催場所  草津ボストンプラザホテル 12
      総会・講演会 クロケットルーム
      懇 親 会  スカーレットルーム

1.定時総会について
 定時になったところで谷岡副支部長が開会の辞を述べて定時総会が開会されました。
 議長は会則に従い守田支部長が務め、1号議案から4号議案まで審議され、各議案とも満場一致で承認されました。
 支部事業については例年並みの事業運営がなされ、会計については支出の見直しにより支部財政は好転しており、残余金の繰越額は増加しているとの説明が行われました。2号議案(決算報告)の説明後、参加会員から支部財政が好転したことにより、支部運営に関わる役員の個人負担がないようにとのご意見があり、議長から、昨年度期中から役員の個人負担がないよう予算化されていると応答がありました。
 次年度事業・予算等、特にご意見ご異論はなく、定時総会は終了いたしました。 

2.記念講演会について

演 題  「石山寺と紫式部」
講 師   鷲 尾 龍 華 師(東寺真言宗大本山 石山寺 第53世座主)
 講師として石山寺の鷲尾龍華師をお招きして、来年の大河ドラマ「光る君へ」で話題となります紫式部と石山寺の関わりについてご講演いただきました。
 お話しは石山寺の縁起から始まり、近江八景にも選ばれている石山寺から見た名月、また名月を愛でた秋月祭、そしてよく知られている紫式部が中宮彰子の依頼を受け、新たな物語の構想を練るために石山寺に参籠した話などでしたが、実はあまり知られてない話として紫式部のほかにも和泉式部、菅原孝標女、藤原道綱母など平安時代の女流文学を代表する錚々たる女性が石山寺に参籠した話などご披露していただき、あらためて見聞を広めることができました。なお講師の鷲尾龍華座主は、同志社大学文学部美学芸術学科をご卒業されており私たちの校友でもあります。