会員の窓MEMBERS NEWS

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同志社大学昭和50年卒業生同窓会感想文2025年12月22日

街路樹も色づいてきた11月9日、同志社大学今出川キャンパスに昭和50年に法学部を卒業した30人が集いました。
本来なら顔を見せてくれるはずの友数名が、同窓会を前に逝ってしまったことには、深い悲しみを覚えますが、高い空から見守ってくれたはずです。

学生時代は市電から降りて、正門から足を運んだのが、今では地下鉄の出口から直にキャンパスに入れます。
久しぶりに訪れたキャンパスは、ちょうど、創立150周年の式典の準備の最中でした。
私たちの卒業前に新築された図書館が、新設工事中だったのには驚かされました。
よく考えてみると、創立100年の節目に私たちは卒業したのですね。

思い起こせば在学当時は学園紛争まっただ中であり、バリケード封鎖のため試験は中止になりましたし、卒業式も見送られたものです。
今は本当に平穏で、昔のまま佇んでいる明徳館やチャペルを巡り、過ぎ去りし青春時代を懐かしみました。

また一方で、講義の合間に通いつめた「わびすけ」が姿を消しているのを目にし、ふと一抹の淋しさに浸り、時の移ろいを感じずにはいられませんでした。
御所の芝生の上でフォークソングを歌い、将来の夢を語ったのはいつの日のことだったのでしょうか。

同窓会では、同志社の将来のためには高みを目指した経営努力が必要なのではといった意見や、同志社を卒業したのに家業を継ぎお寺の住職を務めているとか、やっと子どもの世話が終わったと思えば今度は孫の世話で大変といった近況報告に耳を傾けました。

皆さん楽しかったこと苦しかったこと色々あったみたいですが、元気な姿を見るとまだまだこれからと力が湧いてきました。
こうして50年の時を経て一堂に会することができ、お互いに胸襟を開いて4年間共有したキャンパスライフなどの想い出話に花を咲かせ旧交を温めるうちに、あっという間に時間が過ぎ去り、再会を約束しての散会となりました。

最後に本同窓会を企画された政法会の大槻会長以下役員並びに事務局の皆様に感謝申し上げ、筆を置かせていただくことにします。

昭和50年卒業 西本良司